33歳夫婦の妊活ブログ

33歳夫婦のリアルな妊活事情をお話します。

葉酸サプリの効果を調べて見た。旦那に飲ませるかは…要検討。

妊活している方の中には、葉酸サプリを飲んでいる方も多いはずです。

妊活サプリと言えば葉酸サプリ、と言えるほど葉酸サプリは有名ですよね!

私もいろんな人から葉酸サプリを勧められたので気にはなっていました。

 

でも、実際に葉酸がどんなものかわからないので、今回は葉酸サプリについて徹底的にリサーチしたいと思います!

 

葉酸って何?

葉酸は実は「プテロイルモノグルタミン酸」および、その派生物の総称のことで、栄養学的にはビタミン群に属するビタミンです。

葉酸は、DNAの生成や修復、細胞の成長や分裂、タンパク質の合成、赤血球の増加などに重要な働きをすることがわかっており、私たちが健康を保つ上で非常に大切な成分なのです!

しかし、体内では作り出す事が出来ないため、食事やサプリなどで補給する必要があります。

ただ、葉酸は熱に弱い性質を持つため、調理の過程で有効成分が失われるため注意が必要です。

 

葉酸の推奨量

日本人の葉酸の1日の摂取量は、18歳際以上の男女ともに240µg以上が推奨されています。

しかし、妊娠を計画している女性や、妊娠している女性には1日240µgが追加推奨されているため、合計480µg以上の摂取が望ましい、ということですね!

ちなみに、妊活サプリとして有名のディアナチュラ葉酸サプリの葉酸含有量は400µgです。

参考までに、葉酸が多く含まれる食品をご紹介しておきます。(100gあたり)

ブロッコリー:450µg

えだまめ:260µg

芽キャベツ:220µg

ほうれん草:210µg

さつまいも:57µg

他にも、酵母や海苔は葉酸が豊富ですが、必要な摂取量を食べるのは難しいので、効率よく葉酸を摂取するには、上記の食品が良いでしょう!

 

葉酸に期待できる効果

次は葉酸を摂取することで期待できる効果をリサーチしました。

 

胎児の健康状態の維持

葉酸サプリは妊活サプリとしてだけでなく、妊婦さんにも推奨されているサプリです。

実際に多くの産婦人科では、妊娠初期に葉酸の摂取を推奨しています。

その理由は、葉酸が胎児の成長に必要不可欠な栄養素だからです!

 

特に妊娠2週目から6週目の妊娠初期は、赤ちゃんの脳や精髄の発達に関わる神経管を作る時期。

この時期に、十分な量の葉酸を摂取すると、神経管閉鎖障害と呼ばれる、先天性異常の発生リスクを抑えることができるのです!

女性が妊娠に気づくのは妊娠5週目前後が多いので、妊娠が発覚してから葉酸サプリ、では遅いというわけですね。

葉酸サプリが妊活女性に推奨されている理由がわかりました!

 

さらに、葉酸は胎児の先天性異常の予防だけでなく、妊娠中毒症などの妊娠合併症のリスクも低減すると言われています。

葉酸は、妊活中にも授かった後にも積極的に摂りたい栄養素、と思って差し支えなさそうですね!

 

脳機能の健康維持

葉酸は、妊活や妊娠中の女性だけでなく、脳機能の健康のためにも摂取が推奨されている成分です。

特に、葉酸アルツハイマーの予防に効果があるとされています。

180人の成人に、400µgの葉酸を摂取させた臨床試験では、2年間の摂取でアルツハイマーの原因といわれレテイル特定の血中のタンパク質の量が低下したという報告も!

 

また、葉酸すでに認知症の症状が出ている高齢者にも有効とされています。

オックスフォード大学で、軽度認知症を呈する70歳以上の被験者に、ビタミンB6、ビタミンB12葉酸0.8gを投与したところ、認知症の進行が30%穏やかになったと報告されています。

アルツハイマーは決定的な治療法がないだけに、有効と言われる予防法は試してみたいものですね!

 

精神的な安定性

葉酸には、精神の安定にも有効とされています。

 

その根拠は、葉酸には脳の神経伝達物質の生成を助ける働きがあるということです。

そして、近年特に注目されているのが、葉酸と鬱の関連性です。

 

鬱の人は血中の葉酸量が少ないと報告する論文もあり、実際に日本人男性300人を対象にした調査では、葉酸の摂取量が多いほど鬱症状が軽減されることがわかっているんですよ!

ちなみに、葉酸サプリと一緒に精神安定剤を服用すると、精神安定剤の働きがサポートされ、薬剤の効能がアップされるという報告も。

国内外で、このように葉酸鬱病の予防・治療に効果的という報告がされているので、一定の効果が期待できると考えてよいのではないでしょうか?

 

心臓の病気の改善

葉酸は、心臓病の予防・改善にも効果が期待されます。

 

アミノ酸の一種であるホモシステインは、心臓病のリスクを高くすると考えられています。

しかし、葉酸にはそのホモシステイン血中濃度を低下させる働きが確認されているんです!

 

実際、30もの論文と80,000人を対象としたデータを確認した結果、葉酸の摂取により4%も心臓病のリスクが低下したと報告がされています。

日本の「公益財団法人日本心臓財団」も葉酸には動脈硬化を防ぐと発表しているんですよ!

心臓病は、私の年齢ではピンと来ませんが、近年は若年層の動脈硬化も増えているとのことなので他人事ではないですね。

 

卵子の質の改善

葉酸には卵子の質を改善する働きがあります。

そのため、結果的に妊娠しやすい身体造りにポジティブな影響が期待できるかもしれません。

 

葉酸は悪玉アミノ酸のホモシステイン血中濃度を低下させる働きがあることが医学的に解明されています。

そして、このホモシステイン卵子の質にも影響を与える可能性が指摘されているのです!

実際に、葉酸サプリを多く摂取したグループとそうでないグループでは、卵子の発育に大きく差が出たという報告も。

 

さらに、高度不妊治療を受けている女性を対象に行った試験では、葉酸を摂取する女性の方が妊娠率が高い傾向にありました。

そして、卵子の質に直接影響するわけではないものの、葉酸卵子の着床をサポートするという報告もあり、化学流産のリスクを低下させるという報告もされています。

多くのクリニックで、妊活中の女性への葉酸サプリを推奨するのは、このように葉酸には卵子の質を上げ、妊活に効果が期待できるからなのでしょう!

 

男性も葉酸は摂取した方が良いの?

 

葉酸がどんな成分か、なぜ妊活中の女性に推奨されるかはなんとなくご理解いただけたはずです。

では、妊活中の男性も葉酸を摂取した方がよいのでしょうか?

男性にも葉酸が効果的かどうかは、まだはっきりとは証明されていません。

しかし、葉酸亜鉛サプリメントを摂取する事により、精子の質が向上したという報告はあります。

 

5mgの葉酸亜鉛66mgを6ヶ月継続的に摂取した結果、精子の数が著しく増えたと報告する論文も!

ただし、葉酸の耐用上限量は1,000µg、亜鉛は40mg/1日とされています。

ちなみに5㎎は、5,000µgですので、この試験での葉酸の摂取量は非常識的な量ですね…。

 

また、常識的な葉酸摂取量では、精子の数などへの影響は見られなかったと報告が多く存在します。

 

葉酸は優れた効能が満載の成分なので、男性が葉酸を摂取するのは悪いことではありません!

しかし、精子の質という観点では葉酸以上に効果がありそうな成分は他にもあるのではないか?と私は思う次第です。

 

まとめ

今回は葉酸サプリの効果をリサーチしてみました。

葉酸は、私たちの健康に良い影響を与える成分であることは間違いありません。

妊活中の女性や、妊娠中の女性への効果も医学的に解明されています。

 

しかし妊活中の男性への効果は未知数なので、夫に飲ませるかは正直、要検討です。

実は、目をつけている男性の妊活サプリがいくつかあるので、まずはそちらを試してみようかと思っています!

とりあえず、今は葉酸が豊富なほうれん草や、芽キャベツなどを夫に食べさせつつ、私は葉酸サプリにトライします。

ということで、今晩は生のほうれん草とカリカリベーコンのサラダを作ってみました!

パンにも白ワインにも合っておすすめです!